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Google Voice の設定 覚書

ずいぶん前に Google Voice の設定について備忘録を書いておきました。
利用していたアプリのバージョンアップなどで、現状とは違ってきているので、修正をしつつブログ用に書き直します。
しかし、一度登録済みなので、確認作業のできないところもあるので、間違った記述もあるかもしれません。
間違いに気づいた方は、ぜひおしらせください。

さてGoogleの安い電話サービスを利用するには3つの段階が有ります。
最初が日本でも利用が可能な Google Talkの利用。
米国内宛の電話であれば無料で発信が出来ます。
但しまだ電話番号が無いので発信元の番号はランダンムに選択されて通知する様です。
個人宛の電話だとちょっと不便ですが、ホテルの予約など、こちらの電話番号に関わらず、確実に受けてくれる相手であれば利用可能です。

更にプリペイドでお金を払い込む事で日本国内外への発信も可能になります。
プリペイドは10ドル単位で入金出来、通話料金は固定電話へは1分当り11セント、携帯電話へも1分当り2セントですからかなり安くなります。
但し発信電話番号はランダムのままです。
やはり、個人向けの発信はちょっとやりにくいですね。
次にGoogle Voiceの電話番号の取得です。
発信電話番号にこだわらなければこれを飛ばして次のスマートフォンの設定に行っても良いです。
これで発信電話番号が固定になり受信も可能になります。
但し利用するにはこのままでは受信、発信ともパソコンが心要です。
これで電話料金が安いだけで無く、相手に誰からの電話だか判る様になります。
但し相手からこの電話に電話されると米国への国際電話となり、それなりの料金がかかってしまいますから注意が必要です。といってもそもそも米国の電話番号ですから、すぐにわかるはずです。
勿論米国からの電話でしたら米国の国内料金ですみます。
最後にスマートフォン(AndroidかiPhone)か、iPod touch などからGoogle Voiceを使える様にします。
これで出先からでも安い料金で電話が可能です。
ここからがそれぞれの設定になります。

まだG-Mailを取得していないのであれば、先ずはG-Mailを取得して下さい。
そして、Google Talkの設定をします。
これは、ウェブサイト上で音声通信をする為のプラグインをダウンロードして設定します。
ウェブサイトの G-Mailの画面左下に表示されている「電話をかける」をクリックして指示に従ってファイルをダウンロードして下さい。

これだけで米国内(アラスカやハワイなど一部を除く)の電話へは無料で電話が掛けられます。
パソコンにはマイクとスピーカーが必要ですから無いのであれば買ってきて下さい。最近のノートパソコンならば内蔵されているでしょう。
ただやはり専用のイヤフォンマイクか受話器型のマイクなどを利用した方が使いよいかもしれません
次にGoogle Voiceの設定となりますが、まずは米国内の実在の電話番号が必要です。
そこで格安でiPhone, Mac, PCから電話がかけられる Whistle Phone というサービスを利用します。
本来は同じアプリ同士が無料で外部への通話が有料のサービスですが、お試し出来る様に20分まで無料で外部との受発信が出来ますので、その無料サービス内のみで目的の米国内の電話番号が取得出来ます。
https://whistlephone.com/
上記のウェブサイトからアプリをダウンロードしてューザー登録と電話番号を取得して下さい。 現在は Whistl Phone だと上手く設定できないようです。

2014年5月16日からは Talkatone というアプリでも電話番号が貰える様になりましたので好きの方を選んで下さい。できればこちらの方が安全そうです。

電話番号は、予め米国のZI Pコード(郵便番号)を調べておけばある程度好きな地域の電話番号が取得出来ます。この番号は他人に知らせる必要がないのでどこの地域でも結構ですので自分の好きな地域を探してみて下さい。
私はハワイの電話番号にしようとしたら残念ながらハワイのは取得出来ませんでした。(^^;
電話番号が取得出来たらアプリを起動して電話が受けられる様にします。
さて先ほどのGoogle Talkに電話番号を付けてその電話番号で受信する時には実際の電話に転送信出来る樣にするのがGoogle Voiceです。複数の電話番号と紐付けて個人用の代表電話番号として利用出来ますが、転送先は米国内の電話番号に限られます。
送信はGoogle Voice の電話番号になります。
まだ米国内専用のサービスですから、先程取得した米国の電話番号が必要なのです。

更にGoogleVoiceの設定時には米国内からGoogleのウェブサイトにアクセスする必要があります。
そこで使うのがプロキシサーバーと言うものです。
米国内のプロキシサーバーを使用すると発信者の送信元アドレスをプロキシサーバーの有る米国のアドレスに付替えてくれるので相手は米国内からのアクセスと認識してくれます。
Hotspot shield というプロキシサーバーというかアプリが有ります。
http://www.hotspotshield.com/
このサイトで青色で表示されている無料のアプリをダウンロードして起動するとウェブブラウザを利用して、プロキシサーバーに接続されます。切るときはウェブサーバーの画面から切って下さい。
一度設定すれば普段は用無しなので普段は自動起動しない様に設定しておくと良いでしょう。
こうやってGoogleのウェブサイトにアクセスしてGoogle Mailの画面を開きます。
しかしこのままではまだGoogle Voiceにアクセス出来ませんので設定メニューから言語設定を英語に設定して保存します。
するとGoogle Voiceの項目が表示されますのでGoogle Voiceの設定をします。
電話番号はある程度自由に選択可能です。米国国内から電話を受ける可能性がある方はその相手の地域を意識して地域を選んだ方が親切でしょう。
やはりハワイの電番号は取得できません。
本土-ハワイ間は無料通話区間でないのが理由かもしれません。
またこの登録時に自分の電話番号として先程取得した米国の電話番号を入力します。
すると電話番号の確認の為ウェブ上に確認コードが表示されます。
その上で確認のボタンを押すとWhistle Phone (あるいは Talkatone)のアプリに電話が掛かって来ますから、Whistle Phone のキーパットから確認コードを入力します。
どうも電話機の方にSMSで確認コードを送るシステムに変更された様で、SMSサービスが有料の Whistle Phone では無料サービス範囲内だと登録できなくなりました。
直ぐに認証されGoogleの画面に認証された旨のメッセージが表示されます。
登録が完了したら再度Mailの設定画面から言語設定を日本語に戻してログアウトします。
もうプロキシサーバーも不要となりますから、これも終了させましょう。
改めてGoogle MailにアクセスしてみてもGoogle Talk に特に違いは見えませんが、Google Talkの発信時には新たに取得したGoogle Voice電話番号が使われますから着信時に誰からの電話か判る様になります。
ただそのままその電話番号に電話を返されると国際電話をかける事になり相手は高額な通話料が掛かるので注意しておいてください。

GoogleVoiceに電話が掛かって来るとWhistle Phone(あるいは Talkatoneに電話を転送してくれます。
Whistle Phoneが起動していない時は直ぐに留守電となってメッセージを録音し音声ファイルを添付したEメールをGoogle Mailに送ってくれます。
英語ならば録音された音声から文字変換もしてメールの本文としてくれます。
これでひとまずGoogle Voiceでの受発信が出来る様になりましたが、パソコンが起動していない時は発信が使えないので不便と言えば不便です。
そこでスマートフォンや、iPod touch等から利用出来る様にします。

米国の App Store から Google Voice (現在はHungouts というアプリがメインになっているようですがどちらも使えます)のアプリをダウンロードして(米国の Apple ID が必用で、日本のIDとは別のメールアドレスを用意する必用が有る)インストール・設定して下さい。

これには Talkatoneと言うアプリを使用します。
ただインストールしてGoogle Mailのメールアドレスを設定するだけです。

これでGoogle Voiceに着信するとTalkatoneに着信しますし、TalkatoneからそのままGoogle Voice電話番号で発信出来ます。
但しアプリを起動していないと受信する事は出来ません。
ただし、 
電話を取り損ねた場合、Google Voice が留守晩電話機能で録音して登録しているメールに音声ファイルをメールしてくれます。
スマートフォンで登録している G-Mail をプッシュで受信していれば直ぐに留守電を聞く事が出来ます。
発信時は Goole Voice のアプリから行います。
まず Talkatone に電話し、その後に相手に発信してくれます。
また Talkatone は起動しておいても特にバッテリーを消費すると言う感じは有りませんので必要であれば起動したままにしておけば良いでしょう。

このほかに Androido と iPhone 、iPod Touch 、iPad では Viber というアプリが有ります。
Viber のアプリ同士でしか通話出来ませんが は予めお金をチャージしておく事で固定電話や携帯電話に格安で発信出来ます。
ただ Viber のアプリ以外からの着信は出来ません。
しかしバックグラウンドで動作させておかなくても着信してくれますのでバッテリーの心配なども無く、起動し忘れによって着信出来なかったなんて事も無いので便利なアプリです。
元々着信時にお金が掛かるのは発信者なので自分から発信する時の倹約にはなります。
ただし、相手に発信者番号が表示されないのが難点です。
お店とかか企業向けに発信する時には番号非表示でも取ってくれるので問題無いでしょう。
友人向けは微妙ですね。
相手を呼び出すのには実際の電話の電話番号を使用しますし、自分のアドレス帳の中でViber を使用している電話番号を探して表示してくれます。
逆に言えば自分の登録した電話番号はViber のサーバーで管理され、各自の連絡先も適時チェックされていると言う事です。
今までその点に関して電話番号が漏れたとかの報告(ニュース)は聞いた事が有りませんし、その他の住所などもチェックされていると言う話も聞いた事が無いのでまあ安全でしょう。

iOSの製品であればアップルストアで、Andoroid でしたら Android マーケットで無料でダウンロード出来ます。
IDとして使用する電話番号は自分が管理しているものであれば、該当のスマートフォンの番号以外の携帯電話の番号でも固定回線電話の番号であれ登録可能です。
確認用のコードはSMSでその電話番号の携帯に送られて来るのが基本ですが、固定電話や上手くSMSが受信出来ないときは登録手続きの画面右上に音声電話のオプションボタンが有るのでそれをクリックして下さい。自動音声の電話がかかってきて4桁の数字を教えてくれます。

今は FaceTime とか、LINE とか、同じアプリ同士であれば無料で通話ができる通話アプリも増え、ますます電話の利用が少なくなりますね。

ただ、これらはあくまでも電話ではありません。
電話と呼べるのは、通信事業法で規定されたものだけで、音質とか、音声の遅れとか、繋がりやすさなどが、法律で厳しく規定されています。
IP電話として050で始まる電話も、通常の電話より若干遅れなどの規制値がゆるいですが、やはり法的に規制されています。
LINEなどはそのような法的な規制外なので、いざという時に役立つかは疑問です。
その点を理解した上で上手く節約しながら利用しましょう。

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