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2月, 2017の投稿を表示しています

携帯電話(スマートフォンを含む)のバッテリーの扱い方に対する誤解

ネットを見るとバッテリーの充放電(特に充電)に関して色々言われています。 でも本当の結論は、 バッテリーの温度以外は気にするな! で良いんですよね。 以下にその論拠を述べて行きます。 まずは、世間で言われているほとんどの管理の方法は、 ニッケル系のバッテリー の充放電に関する情報であって、携帯電話に使用されている リチウムイオン系のバッテリー の話ではないこと。 この二つのバッテリーは全く性質が異なります。 その違いを無視しているのか、全く知らないのか、携帯電話の充電にもニッケル系のバッテリーの話を持ち込んでいるサイトが多すぎます。 一部の評論家さえ間違っています。 で、その根拠は「リチウムイオンバッテリー」で検索すると山のような情報が出てくる中、素人にもまぁまぁ分かりやすく書かれているのを探すのは大変です。 で、その中でも比較的分かりやすそうなのが、「1級電気工事施工管理技士、第三種電気主任技術者、電気通信工事担任者 DD1種」をお持ちで、その知識などは十分に信頼できる水口氏が書かれている以下のブログ。 https://e-f.jp/denki1/lithium.html その中で、 リチウムイオン電池はメモリー効果が無いことから、携帯電話やスマートフォンを常に充電したままにしても、充電特性に悪影響はありません。 しかし、メモリー効果による充電量の低減はなくとも、 常時満充電による高温状態が継続していると、熱による劣化が進行 してしまい、リチウムイオン電池の使用環境としては極めて過酷となり、寿命低下を引き起こすおそれがあります。 つまり、「 過充電でバッテリーを傷めることはないけれど、 過充電で熱を持つようであれば劣化するよ。 」って理解で良いかと。 時々、充電時に本体が異様に熱くなるって話がありますけど、そんな人は要注意。 カバーをつけている人も放熱が不十分にならないよう注意が必要ですね。 でも普通に充電しても本体が熱を持っているのかちっとも分からんって状態であれば大丈夫と判断して良いと思っています。 この辺りは日刊工業新聞のサイトにある「リチウムイオン電池の基本」という PDF にも 「リチウムイオン電池はメモリー効果がありません。使いたいときに使い(放 電し)、充電したいときに充電する、いわゆる継ぎ足し

「iCloud では全てがバックアップ出来ない」という大誤解

iOS デバイスのバックアップについて ということで以下にアップルの公式サイトがあります。 https://support.apple.com/ja-jp/HT204136 ここには 【iTunes バックアップでは、デバイスのほぼすべてのデータと設定情報がバックアップされます。】 と 【iCloud バックアップでは、デバイスに保存されているほぼすべてのデータと設定情報がバックアップされます。】 と書かれてます。 「 デバイスのほぼすべてのデータ」と「 デバイス に保存されている ほぼすべてのデータ」の違いはなんだろうってツッコミは置いておいて、その後ろにはバックアップの対象外となる物が並んでます。 iTunes では「 iTunes から同期したコンテンツ (読み込んだ MP3 や CD、ビデオ、ブック、写真など)」が同期の対象外。 iCloud では「ほかのクラウドサービス (Gmail、Exchange メールなど) で保管されているデータ」が対象外。 その他には、 「iTunes Store および App Store から入手したコンテンツ、または iBooks に直接ダウンロードした PDF (このコンテンツは iTunes で「購入した項目を転送」を使ってバックアップできます。)」 とか 「iCloud ミュージックライブラリおよび App Store のコンテンツ (すでに購入済みのコンテンツは、iTunes Store、App Store、または iBooks Store で取り扱い継続中であれば、タップして再ダウンロードできます。)」 とあって、微妙な表現の違いはありますが、まぁ実用上は同じと考えて良さそうですよね。

iPhone のバックアップに対する誤解

どうも世間では iPhone のバックアップに対して色々な誤解があるようです。 まず、iCloud でのバックアップは完全でない。だから、パソコンが無いと完全なバックアップは出来ない。 ってのが一番多いような気がします。 誤解を少しでも解いて、安全に使用してもらえたらと思います。 まず最初に知って欲しいのは iCloud のサービスが始まった経緯で私が知っている事。 当初 iPhone を購入するには「インターネットに接続出来るパソコンを所有している事」って条件が付いてました。 しかし、購入して iPhone を使い出した人が「iPhone があればパソコンいらないね」って人が出てきちゃったんですね。 で、アップルは有料サービスとして「.Mac」というサービスが別にあって、それが iPhone 3G の発売で「me.com」という iPhone 向けの機能を搭載してリニューアル。 でも iPhone のバックアップなどの機能はありませんでした。 連絡先などを Mac と共有(同期)する機能がメインでした。 でも実際にパソコンを捨てちゃう人が出てくると、アップルとしても「約束違反だ!」などと言ってられなくなり、パソコンなしでもちゃんと iPhone を使える環境を提供しようって事で、「me.com」を「iCloud」に昇格させ、さらに5GBまでは無料で提供し始めました。 なので、有料サービスだった「me.com」のユーザーは1年間追加容量の無料提供サービスで「iCloud」に乗り換えさせられました。 おかげで、iOS 4 までしか対応できない iPhone 3G では iCloud が使えず、と言って me.com もサービス停止で使えず、連絡先の同期なども出来なくなってしまいました。 しかし、その代わりに iOS 5(iPhone 4sと同時リリース)以降は iCloud によるバックアップが出来る様になりました。 この時にアップルは「パソコンフリー」を謳い、パソコン無しでも iPhone が使える様になった事を宣言しています。 つまり、iCloud でのバックアップと復元で、実用上全く問題ない事を保証している訳です。 さてそのバックアップは今3種類あります。 1。iCloud によるバックアップ。 2。iTunes

アップルのネットワークの問題点

なんとなく自宅のネットが不安定で、Apple TV が見えなくなったりと、トラブっておりますが、おおよその原因が見えてきました。 それは bonjour というアップルのネットワークの管理(という言い方がわかり易いかな?)が原因の様です。 今時のネットワークは LAN に繋いだだけで、隣のコンピュータが見えたりする様になっています。 それは IP アドレスなどではなく、その機器の名前で表示されます。 Apple と Windows ではやり方が違いますが、Linux は Apple と互換性のある、と言うより名称こそ違いますが Apple の仕様を採用しています。 で、この Apple のゼロコンフィギュレーション(何にもしなくても使えるってくらいの意味と思っていただけば良いでしょう)に色々変なところが見えてきました。 自宅では Apple の Wi-Fi の親機である Time Capsule というルーターを使用しています。 で、こいつが各機器に IP アドレスを自動的に割り振ってくれているのですが、その情報がまずおかしい。 例えば 自分自身は本来「Air-Mac-Time-Capsule」のはずなのに、表示されなかったり、ひどいと別の機器の名前が表示(IPアドレスは Air Mac のアドレス)だったりします。 で、本来であれば Wi-Fi で接続されている機器の名称が表示されるはずのところに、IP アドレスだったり、MACアドレスだったりで表示されます。 名称で表示されている機器はそこにカーソルを合わせると、機器名と IP アドレスに MACアドレスがちゃんと表示されますが、IP アドレスで表示されているものは IP アドレスとMACアドレスのみ。 ひどいのは MAC アドレスしか表示されていないもの。機器名どころか IP アドレスさえ分かりません。 で、この表示が日によって変化する事。 「iPhone7」と表示される日もあれば、「192.168.0.7」みたいに IP アドレスで表示される日、はたまた 12:34:56:78:9A:BC みたいにMACアドレスでしか表示されない日。 さらには、DHCP(IPアドレスの貸し出しの仕組み)の期限切れで別の IP アドレスを割り振ったタイミングなのか、表示されている機器名と I

カレンダーの共有(スマートフォン(Android iPhone) とパソコン(Windows Mac)でカレンダーを共有)

iPhone や Android のスマートフォンと、パソコンのカレンダーを同期したいという話をよく聞きます。 その為に何か良いアプリはないかと言う質問などを見ますが、アプリの問題ではなく単に設定の問題なんですよね。 iPhone ならば、iCloud のカレンダー、Android ならば Google のカレンダーを基本にすれば、iPhone や Android スマホでちゃんと表示も編集も可能のはずです。 上は iPhone 標準のカレンダーアプリの画面です。 G-mail の設定でカレンダーも同期しているので、ちゃんとこの画面にも表示されています。 後はパソコンのカレンダー。 Windows 10 では iCal 形式になったため、iCloud のカレンダーも表示・編集出来る様になったとのことですが、それ以前の Windows でも、iCal 形式に対応したカレンダーは色々ありました。 今現在私は Windows を日常的に使っていませんが、以前は「Sunbard」というアプリで、iCloud も Google も問題なく利用できます。 もちろん Mac ならば問題無し。 という事で、パソコンは Mac も Windows も、iPhone も Android もちゃんと設定すれば、全てのカレンダーが同期してくれます。 私も昔はシステム手帳のカレンダーで予定を管理していたのですが、時折疲れていると翌日の予定をチェックせずに寝て、朝はバタバタと出勤。 はっと気がつくと、「今日は客先直行だった!」と慌てて電車を乗り換えたりってこともありましたが、今は iPhone が予定を教えてくれますので助かりますね。 スケージュールを入れる時に、複数の時間で予定を知らせる様にしておけば、夜寝る前と、朝家を出るちょっと前に知らせてくれますからね。

「ホーム」アプリの重大な欠陥。

昨年までは普通に使えていた「ホーム」アプリですが、今年になってからどうも アップルTVを見失う事が度々起こっています。 で、アップルに相談して色々試した結果、アップルTVの交換修理と相成りました。 交換品が宅配便で送られて来て、その場で箱から取り出して返却するアップルTVを預けて終わり。楽です。 ところが、交換品がなんと初期不良。 電源を入れても全く画面が表示されません。 一応パソコンに繋いで初期化しようと、HDMI 端子の下のミニUSB端子にケーブルを繋ごうとしたらコネクタ部分がぶつかって繋ぎにくい。 取り敢えずHDMIを外してUSBを接続後、HDMI端子を押し込むと・・・ 画面が映った ⁉️ ん? USBはケーブルを刺しただけでまだパソコンに繋いでません。 で試しにUSBを抜くと映らない。 HDMI端子を力一杯USB端子と逆の方向に押すと、時々写りそうになる。 ダメだこりゃ!  って事で直ぐにアップルに連絡。 またまた交換修理となりまして、今度は大丈夫。 でも「ホーム」アプリから繋がらない確率は高くなるばかり。 アップルのサポートとも連絡しなが、何度も設定を変えたり、AirMac も初期化したり。 で、アップルのサポートは各自が専用の内線番号を持っていて、そこに電話すると出られなくても留守録になるんですね。 本当は以前紹介したチャットでの相談をしたいけど、なぜかアップルTVの場合は電話対応のみ。 画面のコピーとかも見せる事が出来ないから、説明が面倒。 時間が掛かるから、電話を切って試験。 結果を留守電に入れると、その後に電話が来てまた相談。 ってのを何回か繰り返しました。 その後も色々試すうちに奇怪な現象が色々見つかりました。 以下のスクリーンショットを見て下さい。 AirMac が認識してる接続された機器類。 設定した名前で表示されるものと、IPアドレスで表示されるもの。 更にはMACアドレスで表示されるものとかマチマチです。 更にこの時は iPhone7 として二台が表示され、異なったMACアドレス(異なった iPhoneである事が明確)に同じIPアドレスと名前(一台は iPhone 7ではない別の名前なのに)が割り振られてたり。 個々の機器で確認するとちゃんと別のIPアドレス