今日知人の女性に「Face Time ? ビデオでしょ? スッピンじゃ嫌だな」って言われてしまいました。
確かに女性の方ならそうですよね。「サザエさん」に、恩師に電話して、慌てて風呂から飛び出した恩師に向かって「電話口の先生のお姿が目に浮かびますわ」って言った途端、電話を切られて「なんでだろう?」と首をひねる話が有りましたけど、頷ける話ですよね。
長谷川町子さんは、将来のビデオ電話の問題点を見抜いていたのかも。
って事で、今回はそのお話。
実は Face Time にはビデオ通話と、音声のみの電話の様な通話が在ります。
で、何も考えずに呼び出すと、ビデオの方で掛けてしまいますが、ちゃんと音声だけの通話も出来るんですよ。
Face Time を開くとこんな感じの画面です。
ちゃんと「ビデオ」と「オーディオ」がありますね。
受話器のマークも見えてます。
これで呼び出せば、音声のみの電話(電話と言うと法律で定められた要件を満たしている必要があるので、本当の電話ではありませんが)での呼び出しになります。
連絡先から開いた時は、ビデオのマークではなく、受話器のマークをタップすれば大丈夫。
これで呼び出しを始めれば・・・・
相手の方はこんな感じで呼び出されます。
拒否したり、(職場なので 電車の中などで)声を出せないけど、チャット(メッセージ)ならば可能と言う選択肢もありますね。
で、電話で話を始めて、お互いビデオでもOKとなれば、途中からビデオ通話に切り替え可能です。
ビデオ通話を開始してしまうと、音声だけの通話に戻れないのが残念ですし、ビデオで呼び出されたのに電話だけの受信で受けるという事が出来ないのが残念です。
ですが、呼び出す方として、必ず電話で呼び出せば、ビデオにも切り替える事が可能なので便利なはずです。
また、ビデオは動画を送るので、回線が混んでいたりすると、品質が悪化しますが、音声だけですと、通信するデータはぐっと少なくなるので、混みあった回線でも、あまり問題なく通話出来ます。
毎月のパケット量を気にする人でも、問題ないでしょう。
通話中のスクリーンショットが取れていない(スクリーンショットを取ろうとしてもホーム画面に戻ってします)のですが、画面にはビデオのマークが表示されるので、ビデオ通話への移行は簡単です。
またビデオ通話でもカメラの切り替えは可能ですから、現物を見せながら話すことが可能です。買い物頼まれた時に、どれを買えば良いか迷った時に聞くときには便利なはずです。
電話を切った画面ですが、ビデオへの移行ボタンが確認できますね。
通話料が実質無料ですから、使わない手はないでしょう。
相手がアップル製品のユーザであることが条件なのと、複数での通話が出来ないため、電話会議に使うにはちょっと物足りないのが残念です。
昔の Mac の iChat だと、4か所でのビデオ会議が出来たので、iPhone での参加はちょっと辛いですが、音声だけの参加なら無理が無いので実装して欲しいですね。
複数で利用するとなると Google の HungOut になるのかな?
実験したいけど、付き合ってくれる人はいないかな?
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