iPhone を始めとするスマートフォンは勿論のこと、いわゆるガラケーを含め、いったい何処のキャリアが良いのでしょか?
って疑問がネットでは見受けられます。
で、私の考え方を紹介しようと思います。
まず一番大事なのは、使えるか? です。(笑)
少なくとも、ゲーム専用機として使う方はともかく、携帯電話として、一番大事な事ではないでしょうか?
「でも、普段通話なんかしないから」と仰る方も、ネットに繋ぎたい(アプリを介するにしても)からこそ、スマートフォンを選んだのでしょ?
そうでなければ、iPod Touch で十分ですものね。
私の知り合いの様に、自分から電話する時だけガラケーの電源を入れ、通話が終わった途端電源を切ってしまう様な、それこそ携帯公衆電話的な使い方をする方以外、これは大事な事です。
電話にしろ、携帯メールにしろ、やはり何時でも着信出来ることが、携帯電話の基本ですからね。
となると、じゃあいったい何処のキャリアが一番何処でも使えるの? って事になりますよね?
そのことに関しても、いくら沖縄の国際通りで繋がっても、札幌に住む人には、ススキノ(?)で繋がらなければ殆ど意味が有りません。
つまり、あなたが何処に住んでいて、普段どの辺りを生活圏にしているかによって、条件が大きく変わるということです。
妻の実家の田舎は、つい先日まで、ソフトバンクの電波は不安定で、特に夜雨戸(木製)を閉めると、食堂のテーブルの上でも時々圏外になり、膝の上に持つと確実に圏外になりました。
さすがに今はかなり安定しました。
しかしどのキャリアのサービス範囲を見てもサービス範囲外。
数件先の家から道に沿って、幅100m位で長さ600mほど、圏外になってます。
ワザとか? と思いたくなるほど見事に道に沿っていて、その先の林や川は、サービス範囲内(笑)。
また、知人Aの家はソフトバンクはバッチリ入りますが、ドコモは圏外に。auは分かりません。
また、現時点で、ビジュアルボイスメールにも非対応です。
ただし、来年の春頃に対応するという話はあるようですが、当初は対応予定なしと発表してましたね。
2016年2月時点でドコモがビジュアルボイスメールに対応している事を確認しました。
対して知人Bの田舎は、auだけしか通じないとか。
比較的都会であれば、滅多に圏外にはなりませんし、ちょっと歩けば(位置を変えれば)問題ない事がほとんどです。
ただ、繁華街だと混み合って遅いとか、ビジネス街だと昼休みになると同時にネットが使えなくなる程混むとかは、ありますが。
やはりキャリアによって、自分の生活圏での差はあります。
特に地方ではその差は顕著になりやすいので、注意が必要です。
で、余り差もなく何処のキャリアでも良いとなったとし、今度はサービスの差があります。
同じ iPhone だからと言って、同じに使えるかと言うと、使えません。
まずは iPhone の老舗(?)のソフトバンク。
扱い当初は MMS のサービスを提供できず、その代案として @i.softbank.jp のEメールを用意しました。
現在は MMS に対応出来たので、@softbank.ne.jp の携帯メールも復活し、利用出来ます。
旧ボーダフォンのアドレスもそのまま使えます。
キャリアとして、携帯メールもEメールにも対応している唯一のキャリアです。
また、Eメールの方は、普通のEメールですから、パソコンでも読み書き出来てしまいます。
また、もう一つの iPhone 専用のサービスが、「ビジュアルボイスメール」です。
これは、留守番電話の進化系で、留守電の内容を iPhone に送り付けてくれるサービスです。
ちょっとピンと来ないかも知れませんが、自分から留守電を確認する必要が有りません。
もし、圏外にいる時に掛かって来たならば、圏内に戻った時直ぐに、最初から圏内にいるならば、録音が終わったら直ちに、録音内容が、そのまま iPhone に送られてきます。
勿論「ビジュアルボイスメール」の着信も通知されますし、電話のアイコンにバッチ表示されます。
で、留守電の内容は好きな順番で、好きなだけ何回でも聞き治せます。
録音内容は自分で削除しなければそのまま残ります。
バッチ表示があるので、留守電をチェックし忘れる事も有りません。
また、電話の着信時に、スリープボタンの二度押しで、直ぐに留守電に切り替わりますし、おやすみモード中も直接留守電につながります。
結構便利ですよ。
さてさてお次はauですか。
こちらはサービス開始当初、やはり MMS 対応に間に合わず、その対策として、ezweb のメールをそのまま「メール」アプリで利用可能にしてしまいました。
現在はMMSにも対応しましたが、未だにEメールもどきとしての利用も可能です。
自分で好きな方を選択出来るのは良いのですが、連絡先も同期出来てしまい、これがトラブルの元になってます。
個人的には、携帯メールは携帯メールとして利用すべきだと考えています。
iPhone であれば、Eメールとしては iCloud のメールアドレスが無料で使えますから、携帯メールを無理にEメールとして利用するメリットは無いと思います。
auも、ビジュアルボイスメールに対応しています。
最後は大御所のドコモです。
何故かドコモはここでも独自路線を堅持しています。
iPhone に限らず、携帯メールは全て、ドコモメールと言う、Eメールもどきとして、「メール」アプリで使わせます。
ですから、送信者毎に着信音を変えるとか、自分の連絡先に登録した名前で表示するとか出来ません。
この違いは結構大きいと思っています。
2016年2月時点でドコモがビジュアルボイスメールに対応している事を確認しました。
ということで、ドコモだけはサービス内容がかなり異なります。
キャリアの選択の参考になれば幸いです。
コメント
コメントを投稿